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東洋経済の国際相続と愛しのアイリーン、臨死!!江古田ちゃん
東洋経済2011/8/6号は『今こそ備える 相続・遺言&墓』です。
定期的に特集される相続が今回のテーマです。
内容は・・・

正直、特に見るべきところはなかった気がします。申し訳ないのですが。
税制改正大綱どおりに改正が決まっていれば特集の甲斐があったのでしょうが、今回、相続関連の大きな改正は延期の形となっています。

目新しいものはないなぁと思ってパラパラページを繰っていると「ほほう」と思う記事があったのでご紹介。

「東北地方の外国人妻もピンチ!増える国際結婚 相続はどうなる?」

東日本大震災で夫を亡くした韓国の女性が、葬儀後、夫の両親から言われたそうです。
息子の財産を外国人であるあなたに渡したくないから銀行の通帳と印鑑を渡しなさい、と。

ひどいなぁ。
結果、双方が不幸になってしまってます。

国際相続の注意点として。

1.国際相続では日本の常識がまったく通用しない
2.国際結婚に当たっては、相手の国の相続法にもめくばりを
3.トラブルになったら経験豊富な現地の弁護士など専門家に依頼を

とありますが、結婚時に相手国の相続法を気にするなんて、無粋ですしねぇ。

今後は国際相続の相談が増加することは自明です。
税理士としてはこの分野を強化しておくことも必要ですね。





国際相続の特集でこんな文章が。

東北地方では、"嫁不足”解消のため、仲介業者が間に入って外国人女性と結婚する男性が多い。

この仲介業者云々のあたりは、新井英樹『愛しのアイリーン』に詳しいです。





上巻での町山智浩さんの解説が秀逸です。
本編で女衒がフェリーニの『道』について語るのですが、それを踏まえて『愛しのアイリーン』について解説しています。



他にも、フィリピーナを扱った作品ってたくさんありますよね。

『臨死!!江古田ちゃん』



『愛という名のもとに』とか『月はどっちに出ている』はルビーモレノが出てましたよねー

(『月はどっちに出ている』がDVD化されていないことを今知りました)




で。

国際結婚、国際相続に関連してですが。
フィリピーナを通しての日本の国際化についてはこの文章が非常に参考になります。
ぜひご一読を。

大熊信「フィリピーナから見る日本と国際化」



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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2011年08月03日) | PermaLink

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