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『経理の仕事術』を読みました。
もともと私は相続に特化して税理士として開業しました。

とはいえ、ご紹介をいただくこともあり、一般の事業会社さんの顧問がここ1年くらいで増えてきました。
それまで私が顧問をする会社といえば相続対策のために設立した資産管理会社がほとんどでした。


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資産家の方が設立する資産管理会社は、親族で経営していて収入も経費も毎月ほとんど同じ、というものです。

会社の「経理」自体はものすごく楽です。


ところが、一般の事業会社の場合、ものを仕入れて売って、ものを開発して売って、等々経理も含め会社の仕組は資産管理会社とは全然違って、複雑多岐にわたります。

ご紹介をいただき、実際に会社の顧問を任されたときに、正直、これは参ったぞ、と思いました。


争族を回避する、相続税の納税資金を確保する、相続税を節税する、不動産の評価を下げる、相続税の申告をスムーズに完了する、といった相続対策、相続税対策についてはある程度ノウハウがあるものの、一般の事業会社については「法人税の計算をする」ことはできますが、他にはほとんど何もできない状態だったからです。

「法人税を計算する」ことは税理士であれば誰でもできることです。

相続に特化しているとはいえ、せっかく縁あって一般の事業会社様をご紹介をいただき関与させていただくことになったわけですから、単に「法人税を計算する」だけの税理士ではつまらないなぁと思ったのです。


で、「法人税を計算する」以外には何ができたらお客様はうれしいか、と考えました。



・・・というのはウソで考えていません。


手っ取り早く、お客様に聞いちゃいました。

「何ができたらうれしいですか?」と。


そのときの回答はいくつかありましたが、こんな感じでした。

1.銀行から有利にお金を借りたい。

2.前の税理士は1年のうちで決算の時に1回だけしか来ないで、あとは事務員しかこない。
もっと税理士に来てほしい。

3.税務調査時にどうにかして欲しい



<1について>

税理士ができることはお金を借りやすい決算書を作ることでしょう。

このあたりはちょっと研究すれば何とかなります。

例えば。
貸倒引当金の会計処理について。

税法上、「洗い替え法」が原則とされます。

一方、例外として「差額補充法」という処理も認められています。

多くの会社では原則どおり「洗い替え法」を採用しています。
どちらを採用しても税額は変わりませんから。

が。

銀行からの融資を受ける場合においては、「差額補充法」の方が格付けがアップします。

詳細は説明しませんが、「差額補充法」の方が営業利益が増加しますし、債務償還年数を計算する上で有利になるからです。


なんて話をできるようにしました。


<2について>
すべてのお客様について私が直接対応しているので、「現状では」問題なし、と。


<3について>
これはなかなか難しいです。
黒を白にはできません。

ただ、グレー部分を白と交渉することはできます。
当然、税務署はグレーを黒だといってきますが。

税理士試験に税務調査の対応方法、なんて科目はありません。

税法解釈と事実認定の問題です。

事実認定のためにどのような証拠を普段から保全しておくかが重要です。

領収書からソフトに入力するひとつひとつの処理について、常に税務調査を意識することが大切です。




で。

上記の3つって、会社の経理の方の腕によるところが非常に大きいわけですよね。

1については、決算書は日々の経理業務の積み重ねに負うところが大きいですし。

2については、仮に私が行けない場合でも、会社の経理の方が普段からしっかりとできていれば、ノープロブレムです。

3についても、日々の積み重ねが税務調査時の事実認定につながります。


「経理の方に私の代わりをやってもらおう」

ってことです。

経理はルーティーンの連続です。
複雑な税法云々なんて話は中小企業の場合、年に数回あるかないかです。

経理のシステムをうまく構築することが最重要だという結論に至ったわけです。



でもどうすればいいのかしら???


とあれこれ悩んでいるときにこれが目に入りました。

経理プロフェッショナル養成講座

ヒザポンでしたね。

なるほどーそうやるのか、と。


実は、銀行からの資金調達についてもここで勉強しました。

資金調達支援について勉強してきました

もちろん講座はあくまでも「気付き」であって、ここからオリジナルに発展させる必要があります。
ですが、0から考え出すより何百倍も早く結果が出せます。

「人の考えた時間をお金で買う」んです。




先週、その経理プロフェッショナル養成講座の監修を務める税理士の吉澤大さんの新著が上梓されました。




さすがに講座ほど深く踏み込んではいませんが。
経理の方は一読するといいかもしれません。

さらに社長も読むとイロイロ示唆的かもしれませんよ。
(出版社、吉澤さんのまわしものではありませんのであしからず)



ということで、最近は経理の研究に余念がないのです。

多くの会社で経理に無駄があり過ぎです。

経理の無駄を断捨離しましょう。









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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2012年02月21日) | PermaLink

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